検品、分類をひとつひとつ行い、洗浄工程に入ります。
できるだけ革にダメージを与えないよう、クリーニング。
レザー専用のウオッシングマシンと手作業を使い分け、丁寧に作業を行うことで、カビや汚れをしっかり落とします。
洗った革は、乾燥していく段階で、硬化や収縮しますので、乾燥前の濡れている間に、人工的に油分(加脂剤)を入れていきます。
色別に揃えた洗浄、自然乾燥法、立体仕上げなどによって皮革製品の持ち味を生かし、ソフトに仕上げます。
汗ジミ、雨ジミなど色が濃くなっているシミ、汚れはクレンジング(クリーニング)のみで落ちる場合と落ちない場合があります。
概して、色の薄いシミは落ちる可能性が高く、黒に近いほど落ちにくいです。 クレンジングで落ちない場合はリカラーでの補修となります。
リカラーご希望の際にはリカラーに関しての注意事項をお読みください。