DEA皮革工房

本革を選ぼう♪ 大人女子のレザー

コラム, レザーを愛する人へ

女性が着るレザーというと、どういうイメージがあるでしょうか?

私はというと、やっぱり、マーベル映画で有名な「アベンジャーズ!!」
特殊なテレキネス能力をもったワンダが着る印象的な赤いレザージャケット。元スパイで、ブラック・ウィドウことナターシャが着こなす黒のレザースーツ。
キャプテンマーベル用に作られたスーツもメイン素材は皮革で、光が当たると輝く特殊な真珠光沢のブルーで仕上げてあるとか。
強くてカッコイイ女性たちが着るレザーには憧れてしまいます。

でも、最近は、可愛くライダースを着ている素敵な女性も見かけるようになりました。
雑誌でも、ライダースを可愛くコーディネートしていたり、スタイリッシュなレザースタイルを提案していたりしますね。

上着やコートだけでなく、レザースカート、レザーパンツ、そしてカラフルなレザーなど選択肢もたくさん。
さらには、JUやユニクロなどでもレザー製品が販売されるようになり、幅広い層が手に入れやすい価格帯になってきたのではないでしょうか?

ここではやっぱり本革の良さを。
また、レザーを大切に着ていくために、ぜひ気をつけたいポイントについて簡単にお伝えいたします。

フェイクレザーと本革、どこが違うの?

レザーファッションがふたたび人気となった要因のひとつに、レザーと同時にフェイクレザーが普及してきたことも背景にあるかもしれません。

フェイクレザーは定期的なお手入れいらずで、安価。
ネーミングからイメージすると偽物の革という感じですが、合成皮革、人工皮革とも呼ばれています。

合成皮革とは

ナイロンやポリエステル生地といった織物をベースとしたの上に、ポリウレタンをはじめとした樹脂層をコーティングして作られたもの。
製造のしやすさから、人工皮革よりも安価です。

人工皮革とは

生地の構造から天然皮革を人工的に再現するような形で作られたもの。
コーティングというよりは、しみこませて一体化させて作ったといった方が近いかも。
有名なところでは、クラレのクラリーノや、鹿皮スエード調に作られた東レのエクセーヌなど。
耐久性や耐光性・難燃性に極めて優れた特徴をもつよう作られています。

本革の良さとは

メンテナンスの簡単さを重視される方には、合皮や人皮の扱いやすさが適していますが、経年変化を楽しみたい方や愛着をもって長く使いたい方、本物志向の方、没個性的なファッションに飽きてしまった方なら、やっぱり本革でしょう。
本革には独特の風合いがあり、一つとして同じものがありません。
そうは言っても、ファッションは移り変わりが早いし、時代にあったデザインのものを安く買い替えていきたいというなら、本革ではなく、フェイクレザーという選択肢もあり。
でも、どちらにしようか悩んでいるなら、ぜひ本革の製品を手にとってみて欲しい。きっと違いがわかるはず。
それに、レザーに関しては他のファンションアイテムに比べ、流行に左右されにくいという特徴があるので、私としては本革をオススメします。

例えば、雑誌やテレビで話題になる海外セレブたちの私服写真といえば、デニムにさっとレザージャケットを羽織ったシンプルなスタイルが多いですよね。

プライベートでファンに話しかけられたレディー・ガガが、その場でファンの女性に、自分が着ていたレザージャケットを脱いでプレゼントした話も有名です。

セレブでなくとも、レザージャケットには、ワンピースに、Tシャツに、セーターに、羽織るだけで、その日のファッションをグレードアップさせる力があります。
それが、本革、本物ならなおのことではないでしょうか。

女性にオススメなレザー

本革にするなら、レザーの種類も気になりますよね。

着心地を考えると、ラムスキンが一番オススメです。
軽くてやわらかくて、しっとりとした体に沿うような質感。レディースのライダースジャケットは、ラムが多いように思います。

しっかりしたシルエットがお好みなら、カーフスキンはいかがでしょう。
カーフスキンは生後6ヶ月以内の牛の革のことで、ラムスキンに比べると厚めでしっかりとしています。
着始めは固いですが、着続ける度に体に馴染み、程よいツヤ感が出てきて”味”を楽しめるのがポイントです。

他には、ゴートスキンといって山羊の革でできたものもあります。
レザーの表面の細かなしわ模様が特徴で、柔らかく肌に馴染みやすい。
お値段が高いのですが、羽織ってしまったら、欲しくなる一品かもしれません。

自宅でできるレザーのお手入れ・保管方法

レザーのお手入れというとなんだか大変なイメージがありますが、気をつけるポイントさえおさえておけば、普段はそんなに大変でもありません。

着用した日は、乾いた布で優しく拭いたり、柔らかい馬毛ブラシでホコリを払うだけ。

レザーは、乾拭きすることで革の油分が染み出し、光沢が出ます。
ですから、オイルを入れたり・・・といった作業は実は頻繁に行う必要はありません。
「じゃぁ、オイルっていつやるの?」というと、もちろん、レザーの状態にもよりますが、ワンシーズン1回くらいで十分。

レザーのトラブルというと、やはりカビやシミが多いですね。
カビは胞子なので、一度ついてしまうとかなり厄介。
後ほどお伝えする保管の仕方を参考にしてください。
また、簡単に自宅で洗えないレザーについた汚れは早めに対処してシミにしないように。
汚れの対処法についてはこちらを参考にしてください。
ぜひ、日々のちょっとしたひと手間で、大切なレザーを守ってください。
続きましては、日々の着用や取り扱いで注意しておきたいことをご紹介します。

レザーの取り扱い注意ポイント

これだけは守りたい、レザーの取り扱いは以下の通り。

  • 革は水分に弱いので、雨の日などはできるだけ着ない
  • 万が一濡れてしまったら、よく拭き取り、自然乾燥させる
  • 防水スプレーをかけておく
  • 着用後は、ブラシをかけてホコリを落とす習慣をつける
  • 湿度・温度変化の高い場所に置いておかない
  • オイルメンテナンスするときは、カビなどの原因になるオイル・クリームの塗り過ぎに気をつける
  • 風通しのよい場所で太めのハンガーにかけて保管する

水に弱いといっても、実は、ほとんどの革は洗えます。
ただ、色落ちしたり、シミになったり、型崩れしたりしてしまうことがあるので、濡らさないほうが良いんです。
そうはいっても春先など着ていたら汗ばんでしまうこともあるでしょう。

そんな時は、専門店へご依頼ください。
しっかりと革ごとに適した方法で水洗いやクリーニングをして、汗やニオイの元を洗い流します。
DEA皮革工房なら、オイルメンテナンスやリカラーもお任せ、次のシーズンまで保管も致します。

専門店へ預けてしまえば、保管状態が悪くてカビが生えてしまうかも?なんて、心配も無用です。

こちらは、Sisiiのレザージャケット。
Sisiiといえば、自宅で洗えるウォッシャブルレザーとして有名です。
水洗いできるとなれば、汗ばむ季節も、雨の日だって気にせず着ることができるという素敵なレザーですね。

クリーニングとリカラーのご依頼があったお品物になります。

薄い革でできたお品物の場合、長く大切に使いたいと思ったら、ファスナーや肩の縫い目のあたりは注意が必要かもしれません。
もし、革が裂けてきそうなら、早めのメンテナンスを。
もし、ご自宅で洗うことに不安があったり、年に一度は専門店へ出すなら、ぜひDEA皮革工房にお任せください。

ご自宅で保管するなら、ぜひ直射日光の当たらない、風通しのよい場所で。
レザージャケットなら、太めのハンガーに掛けておけば、型崩れも防げます。
もし、腕部分にシワが入りすぎるのが心配なら、、丸めた新聞を詰めておけばOK。
ホコリ予防には、不織布カバーするのもいいでしょう。

くれぐれも畳んで余計なシワをつけないように。
一度ついてしまったシワはほぼとれません。
もし、クローゼットで保管する場合は、1~2ヶ月に一度空気に触れさせるとさらに理想的です。

また、経年変化を楽しみつつも、エレガントに、買ったときに近い色合いで革を着たいと思ったら、リカラーがオススメ。
革は丈夫な素材ですが、擦れたりすることで傷ができて色落ちしたり、色がくすんできたりすることがあります。
そんなときには、革の良さを生かしたまま、リカラーで傷を目立たなくしてあげることで、まだまだ美しい状態を保つことができます。

お気に入りのレザーを手に入れたら、年に一度は専門店でメンテナンスを。
お問い合わせお待ちしております。

関連記事

レザージャケットのお手入れの仕方

レザーについてしまった汚れの対処方法